ヒーローネズミの歴史

Bart Weetjens, Founder of APOPO

げっ歯類の動物を地雷撤去に使用するという考えは、地雷捜索にまつわる問題の研究・分析の結果でした。ベルギー国際協力省庁が1997年11月、げっ歯類使用という発想を展開する為の初期出資をしました。APOPO(アポポ)がベルギーの法の下非営利組織として登録され、1998年初頭にその第一の研究を始めました。

アポポはタンザニアで野生アフリカ巨大腹袋ネズミを捕まえ、種を飼いならして繁殖させ、子孫を使って数回に渡り訓練を試しました。1999年、有望な結果が出て、アポポ作業部署をアフリカへ移転するというかねてからの計画に拍車がかかりました。移転は、動物の近くで、現実に近いコンディションにおける訓練と試験を可能にしました。

さらにアフリカで操業することは、地球規模の問題を地域的に解決した最初の組織という独特なポジションをアポポに与える事になりました。雇用・教育を提供して独自の地域能力を開発する事で地域コミュニティーに権限を与え、地雷による恐怖に終止符を打つ事を目指しています。

2000年の初めの半年間、アポポはタンザニアのモロゴローにあるソコイネ農業大学(SUA)の敷地内にその建物や訓練場を設立しました。SUAという場所を選んだのは、アポポがアントワープ大学の農業学部と協力関係にあったからです。アントワープ大学はげっ歯類研究の分野でSUAと長い協力関係にあったのです。タンザニア人民防衛軍によるロジスティック面における援助もあり、アポポは大規模な訓練・試験地雷原を建設しました。プロジェクトはまだベルギー関連事務所をアントワープ大学に留めていました。

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ソコイネ農業大学の試験・訓練場で、アポポはネズミを使った地雷捜索方法を体系的に改善しました。2003年までには、現実の地雷撤去シナリオにおける第一回目の現場試験の為の準備は整っており、モザンビークでの実施を調整していました。2003年11月の第一回実地地雷原試験は良い結果を残しました。2004年、ジュネーヴ人道地雷撤去国際センター(GICHD)とモザンビークにある国家地雷撤去協会(IND)の監督の下、国際地雷対策基準(IMAS)に基いて、第一のネズミ群が公式認定試験に合格しました。

地雷撤去作業が進行する傍ら、アポポはその技術の病原体検出への適用潜在性を研究し始めていました。2004年12月、この新しい適用を目的とした新しいプロジェクトが公式に始まりました。新しいセンターで、ネズミは人間の唾液標本の中の結核の細菌を検出しました。結核検出の予備結果は大変有望で、2009年初頭には有効化段階の結果が手に入ると思われます。