HeroRATSについて
APOPO(アポポ)は爆発物探査や病気診断の目的で捜査ねずみを訓練しています。この類稀な発想は、ベルギー人・タンザニア人の研究者と動物訓練者から成るグループにより、競争力に富む科学技術へと展開を遂げました。アポポは地球規模の地雷問題解決に向け創始されました。90年代半ば、適用されていた地雷除去技術のほとんどはスピードが遅く、費用がかかり、外国の専門知識に頼らなければならないと認識されていました。
アポポの創始者、バート・ウィートジェンズ(Bart Weetjens)が、最初にネズミと接触する経験を得たのは、子供の頃飼っていたペットのネズミを通してでした。それから何年も経って、アフリカ大陸における地雷被害と、当時地雷撤去に使用されていた高額で時間を浪費する外国技術に落胆していたバートは、昔飼っていたペットのネズミの事を思い出しました。強力な嗅覚を持ち、訓練可能であった事もあり、ネズミは安価でより効率的な、地域レベルで適用可能な地雷撤去方法となったのです。それがヒーローネズミです。
アントワープ(Antwerp)大学、ソコイネ(Sokoine)農業大学と提携し、バートはベルギーとタンザニアに研究室を設立し、爆発物検出目的でアフリカ巨大腹袋ネズミの訓練と試験を開始しました。バートのネズミに関する直感は正しかった事が証明され、訓練は多大な成功を収めました。ヒーローネズミは非常に敏感で正確な嗅覚で金属性・プラスティク性地雷の両方を検知し、爆発物、結核病原菌、タバコ、密売買品等といった多くの異なるものを検知するよう訓練する事も可能です。
ジュネーヴ人道地雷撤去国際センターと任務を共にし、地雷捜索ネズミを認可する為に認可基準が設定されました。現在、30以上の訓練済みヒーローネズミがモザンビークで地雷撤去に従事しています。こうした試みを手掛かりに、アポポはヒーローネズミ・プロジェクトを結核検出へと拡大しました。災害後の瓦礫における救出作業等、ヒーローネズミのさらなる適用が模索されています。
APOPOの活動と、ヒーローネズミの活躍の様子を、こちらのスライドショー(英語、PDF)でぜひご覧ください。











